骨盤は身体の土台であり、上半身と下半身のどちらにもつながっています。
不良姿勢が原因で骨盤に歪みが生じると、頭痛・肩こり・むくみなど様々な不調が身体に現れ、ひどくなると眠れなくなって不眠症を招くことがあります。
O脚やX脚、ぽっこりお腹でお悩みの方、骨盤矯正などの整体施術を取り入れて歪みを整えませんか?
大きく分けて三つの骨から構成される骨盤
骨盤は私たちの身体の中心にあり、「仙骨」「寛骨」「尾骨」で構成されています。
仙骨は骨盤の中心にあり、尾骨は背骨の一番下にあります。
そして、寛骨は腸骨・恥骨・坐骨から成り立っています。
生まれた時は軟骨によって結ばれている三つの骨ですが、成長するにつれて軟骨が骨化して一つの骨になります。この骨盤を構成する骨は、それぞれ人間の身体にとって重要な役割があります。
骨盤の役割って?
身体を支える
立つ・歩く・座るといった日常的な動作を行う際には、上半身を支えなければいけません。その支えとなるのが、上半身と下半身をつなぐ骨盤です。
骨盤と股関節が連動することで立つ・歩くといった動作が行えるようになり、骨盤を構成する坐骨が上半身を支えることで、座るという動作が行えるようになります。
このように、骨盤が常にバランスを取りながら身体を支えていることで、日常的な動作がスムーズに行えているのです。
その他、歩行時の衝撃を吸収する役割も骨盤が担っています。
生殖器や内臓を保護する
骨盤の中には腸や泌尿器、生殖器などが収められています。
これらの臓器を包み込むようにして保護しているのが腸骨です。
また、内臓が下腹部に下がらないように下から支える役割も担っています。
赤ちゃんも骨盤によって守られている!?
女性の骨盤は生殖器を保護するだけではなく、赤ちゃんを守る役割も担っています。
赤ちゃんは子宮の中で徐々に大きくなっていくため、子宮が大きくなると同時に骨盤が開き、出産までの間赤ちゃんを守り続けるのです。